UX Sketch 3つの視点から見るIoT

小雨の中、UX Sketch主催のセミナーに行ってきました〜!

UX Sketchさんのセミナーは今回で2回目です。

そして、今回はTシャツをいただきました!ありがとうございます!↓


今回のテーマ:【IoT】アイ•オー•ティー

IoTプロダクト、IoTサービス、IoTインフラ3つの視点から、どういった事柄にフォーカスし、UXを考え、未来をどう見据えているのか。


UX系の本のにもよく出てくる言葉ですが、

Iot(Internet of things)とは

「ありとあらゆるモノがインターネットに接続する世界」

らしいのですが、ピンと来ていないのでこれを機に調べてみたところ、今更誰にも聞けなかった私がこんな記事を見つけました!

↓↓↓

「IoT」とは何か、今さら聞けない基本中の基本


■ライトニングトーク1番目

株式会社チカク 佐藤未知さん

まごチャンネルについてお話ししていただきました。

・IoTハードウェアスタートアップはすごく大変!

スマホの時代になって子供の写真を撮る機会が増えたが、年間1000枚から20千枚写真を遠方に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんに送るのが大変。

そんな時に高齢者が使えるようなアプリを考えたわけです。

高齢者の方は平均2時間半TVを観ているということがポイントになったそうです。


[ プロダクトができるまでの工程 ]

1.仮説検証

ターゲットおばあちゃん

WiFiない

WiFiある→パスワード知らない→携帯回線使うしかない


2.いける!という瞬間

・モニターゆーざーがサービスにお金払ってくれた

・毎日使っている人がいる


3.量産試作

・普通、プロトは量産できない

・3Gモジュールのついたセットアップ


[ まごチャンネルを作る上で大変だったこと ]

・最初はデザインが独りよがりだった

・パッケージへのこだわりから、ベンダーとのやりとり

・出荷大変ログインしてから出荷がめっちゃ大変


[ メーカーから見たIoTの通信規格の問題 ]

-Bluetooth-

「スマホと繋がらない」などの問い合わせに生涯戦い続ける覚悟が必要


-WiFi-

・一番マシ

・2.4GHzという汚染地帯

・SSID/Passも十分な障壁(まごチャンネルは無理だった)


-セルラーネットワーク(3G/LTE)-

・ユーザー宅がカバーエリアかは設置までわからない

・電車が通ると電波感度が下がる

・雨の日も調子が悪くなる


IoTの会社というよりは、コミュニケーションの会社であり、「みんなの笑顔が見たい!」

のが目的である。


[ 今後の希望 ]

-ハード-

・3Dプリンタ→プロトタイプの障壁は以前に比べて下がった


-通信-

・インフラの変革


■ライトニングトーク2番目

リノベる株式会社スマートハウス事業担当 木村大介さん

[ リノベるとは ]

・中古住宅のリノベーション

HP→https://www.renoveru.jp/


[ リフォームとリノベの違い ]

-リフォーム-

老朽化した建物を新築の状態に戻す事


-リノベーション-

既存の建物に大規模な工事を行う事で全く別の価値を与える


リノベーションのメリットとデメリットはやらなくてはいけないことが多い。


昨今スマートハウス関連の需要が上がってきているため、「スマートハウス事業」が新規事業部として生まれる。

スマートハウスとは?

IT(情報技術)を使って家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅。


技術としては面白い

機能も便利そう。

使ってみてどうか


スマートハウスデバイスは、技術としては面白いし、機能も便利そうであるため、スマートハウスデバイスを集めて実験してみた。

結果、それだけでは生活は豊かにならない。

[ そこでリノべるが考えたサービス ]

・家づくりから豊かな生活までをトータルに提案

・売った後もサポートしていく


毎朝の出かける準備の時に必要なサービスを開発する際に

UXデザインの手法としてよく使われる、カスタマージャーニーマップを使って目的が明確になり、チーム内でのエラーが圧倒的に少なくなった。


■ライトニングトーク3番目

ソラコム シニアソフトウェアエンジニア 清水雄太さん

HP→https://soracom.jp/


IoTの大変なところは通信的な問題であり、WiFiの初期設定に時間がかかることである。


[ ソラコムのサービス ]

・webから操作が可能

・1日10円から従量課金

・始めやすい

・エンジニアと直結のサポート体制があるため、フィードバックが早い

・パートナーエコシステム

・1000人のサポートエンジニアが対応

・FAQに反映

・開発にフィードバック

・新規サービス発表前にパートナーに公開して、フィードバックをもらう


[ IoT普及のために ]

BtoCにも力を入れ始めている


[SORACOMのリーダーシッププリンシプル ]

・全員がリーダー

・Customer Obsession(顧客至上主義)

・Just do it(スピード至上主義、完璧よりもスピード)

・Proactive(オーナーシップ、未来に対して明るく肯定的)

・Likeability(オープンでフェアで誠実、ユーモアを忘れない、みんなのソラコム)

etc...15個のリーダーシッププリンシプル


[ リーダーシッププリンシプルの良いところ ]

-迷った時に戻ってこれる-

・判断に迷った時に思い出す

・仮に、メンバーの考えに疑問があったとしても、これをベースに堂々と議論、提案ができる

・自分が間違えた時も、素直になれる


-3か月おきに全員でこれを見直している-

・押し付けではない、所有感

・チームの規模が変わっても、陳腐化しないように


懇親会の様子↓

今回は、ほぼ箇条書きになってしまいました。

現在効率の良いレポートの書き方を模索中です。。


それではみなさま、ありがとうございました!


★925★


925_UXdesign

広告関係のデザイナーです。 UXデザイン超初心者 日々学んだ事、考え事 セミナー参加後の報告

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